2024年1月21日日曜日

ペール缶ストーブ作ってみた&メリットデメリット

ヒマにかまけてペール缶ストーブ作成。ペール缶は自宅に転がってたやつ。
コメリで購入したもの
・蓋&フタ止め
500円くらい+300円くらい。
「ペール缶 蓋」で検索すればセットでも1000円ほどで買える
・煙突
φ100×500mmくらいのやつ。800円くらい。


作り方はネットで検索。
①煙突を通す穴は、金切りばさみで頑張って切ってるものばかりだったが
グラインダーがある人はそっちの方が圧倒的に楽。

煙突の穴をマジックで写し、放射状に切れ目を入れた後に6角形に切り落とし、ペーパーに付け替えて適当に処理。
余った部分をプライヤーかペンチで内側へ折り込めばOK。一気に折り込もうとせずに煙突がギリ入るくらいまで何回かに分けること。


②内側へ折り曲げる線をマジックで引いた後、両端に切れ目を入れてから曲げる。
この折り曲げが汚いとカッコ悪くて一気にテンションが下がるので、両端の曲げ始め部分に手で曲げグセをつけた後、玄関の段差やテーブルのヘリなどを利用して丁寧にゴムハンマーで叩く。

③直角まで曲げ終わったら、缶に置いた時に引っ掛かる部分を切り落とす。これで完了。

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火入れの儀式。印刷が全部焼き切れるまでなんだかんだで2時間かかった。

使ってみてよかったところとダメだったところ。

メリット
①簡単。グラインダーがあれば製作時間30分でお釣りがくる。金切り鋏でもまあ1時間
②空気の流れさえできてしまえば燃やし切る寸前までしっかり空気が通り、火力も出る。
③底に穴を開ける必要がなく、灰をこぼさないのが◎

デメリット
①空気の流れができるまで =煙突が温まるまでが意外に長く、その間は上からの空気の供給がほぼ無しの状態。なので、がっつり焚き付けが必要。
自分はガストーチがあったので楽だったがそれでも5分かそこら炙る必要があり、失敗したか?とその間ずっと思ってた。

缶の下部に開閉可能な通気口を開けて火がしっかり回ったら閉める というスタイルなら完璧だと思うけど、蝶番とボルトと開き止めがいるし工作時間も倍になるしで
「ヒマな休日にお手軽に火遊びをしたい」という主旨から外れるため、たぶんやらない。

②フタの上にスキレット置いて料理でも と思っていたが、フタの上は保温がせいぜい。焼き物も頑張ればできる(イカ焼いてみた)が、相当時間がかかる。
ネットでは煙突の上にゴトクを置いてる絵ヅラが多いが、不安定なので重いものは置けない & 立っての作業になる & 塞いでしまうと火力が落ちるので、のんびり料理 というイメージからはほど遠い。

③しっかり空気が通って火力も出る代わりに、しっかり空気が通ってるせいで煙突から下がびっくりするほど暖かくないw
雪の舞う日の屋外でも使ってみたが、暖は取れません。保証します。

暖を取りたいならフタ取っ払って、下部に大穴開けて焚き火缶にしたほうが(煙は出るけど)ダンチで輻射熱は大きいはず。

結論:
ガンガン燃やせて煙も少なく、ストーブではなくミニ焼却炉と考えれば優秀。

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